今まで漫画や古本を売る場所といえばブックオフなどの古本屋が中心でした。
しかし、最近では自宅にいながら売ることができる宅配買取や出張買取を行っている企業が増えています。
そして最も高く売ることができる方法として、メルカリやヤフオクなど企業を間に挟まずに直接買い手とやり取りする販売方法があります。
そのメルカリやヤフオクですが、実際古本屋に売るのと比べてどのくらい高く売れるのでしょうか?
メルカリやヤフオクだと手間や購入者とのやり取りやクレーム対応などどれくらい必要なのかなどを解説いたします。
古本屋に売るのか、メルカリやヤフオクを利用するのか悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。
メルカリ・ヤフオクのメリット・デメリット
メルカリやヤフオクにはどういったメリット・デメリットがあるのでしょうか?
買取価格が高い
やはり、ブックオフなどの企業を挟まずに直接買い手とやり取りする分買取価格は高くなります。
それでは人気漫画のワンピースの全巻売った場合の金額を比較してみましょう。
ヤフオク
メルカリ
バリューブックスのおためし査定

駿河屋事前査定

販売方法 | 金額 |
ヤフオク | 13,000円~15,000円 |
メルカリ | 10,000円~17,000円 |
バリューブックスおためし査定 | 6,069円 |
駿河屋事前査定 | 6,500円 |
単純に金額だけで比べると倍近い金額差になりました。
※実際にはヤフオクやメルカリだと送料・販売手数料が引かれるため実際に受け取る金額はもう少し低くなります。
今回はワンピースの販売価格で比較しましたが、ほかの漫画でも総じてヤフオク・メルカリのほうが高い販売価格となっていました。
手間がかかる
メルカリやヤフオクは古本屋に売るのと比べて高く売れることは分かったと思います。
それではデメリットになりますが、メルカリ・ヤフオクはものすごく手間がかかってしまいます。
販売商品の写真を撮らなければならない
商品をぷちぷちなどで丁寧に梱包しなければならない
商品の説明文などを書く必要がある
期日までに送り先に送る必要がある
以上のような手間が必要になります。
日焼けや傷、汚れがある場合その状態をしっかりと写真で紹介し説明文を書いておかなければクレームになってしまう可能性があります。
送料や販売手数料を計算して販売金額を決めないと古本屋に売るより損になってしまうこともあります。
売れるまで時間がかかる場合がある
古本屋に売る場合は即日でお金をもらうことができます。
多少時間のかかる宅配買取でもだいたい1週間程度で入金してもらえます。
しかしメルカリやヤフオクに売る場合はいつ売れるかわかりません。
人気商品を安い値段で売ればすぐに売れると思いますが、販売金額を高めに設定すると全然売れないみたいです。
いつ売れるのかわからない、もしかしたらずっと売れないかもしれないというデメリットです。
古本屋との比較
ヤフオク・メルカリ | 古本屋 | |
販売価格 | 高い | 普通 |
手間 | 大変 | 楽ちん |
入金 | 時間がかかる | 即日~1週間 |
販売価格ではヤフオク・メルカリのほうが高くなりますが、そのほか手間や売れるまでの時間などを考えると古本屋のほうが簡単ということになります。
特に漫画などの販売価格が安いものだと労力に対して金額が割りに合わない状態になります。
先ほど紹介したワンピースは90冊以上続いている作品のため販売価格が高いですが、通常20~30冊程度の漫画を売る場合金額の差はもっと小さくなります。
ブランド品や宝石・アクセサリーなどを販売する場合メルカリやヤフオクという選択肢もありですが、漫画や古本という販売価格が低いものなら古本屋やリサイクルショップを利用することをおすすめします。
まとめ
高く売るならメルカリ・ヤフオク
簡単に売るなら古本屋
という結果になりました。
漫画や古本という販売単価が低い商品の場合メルカリやヤフオクの販売価格の高さを感じづらいです。
タイトルごとに写真や説明文を記入しなければならず非常に労力がかかってしまいます。
基本的に大量の漫画をまとめて処分したいなら古本屋で買取してもらうことをおすすめします。
宅配買取を利用すれば今までの店舗型の買取店より高値が付きやすいのでおすすめです。